moniちゃん送別会。
最初の乾杯から私1人涙こぼしてしまい「もう⁉(笑)」とみんなにつっこまれながらのスタート😓
久しぶりにスタッフのみんなと飲みながら思い出話に花がさき、一人一人が感謝の言葉を伝えることができました。
今から9年前。下の息子がお腹にいる7ヶ月のとき、私は無理をし過ぎて切迫流産しかけ緊急入院を余儀なくされました。
ベルグが夕食で忙しい時間帯、日勤パートの女性スタッフさん達が残された旦那様と当時2歳の娘を案じ、交代で娘をみなさんの自宅に預かってくれまして。みなさんの家族と共に娘にも夕飯を食べさせてくれお風呂にも入れてくれたりしたのでした。
moniちゃんも、おうちで彼女の娘さんと一緒に遊ぶ我が娘の姿を写真に撮ってメールで送ってくれ「大丈夫ですから安心してくださいね」と…
絶対安静で病室に1人点滴につながれながらみんなの優しさに感謝し、自分の不甲斐なさに涙をこぼし、車で片道50分かかる病院を毎日旦那様がヘトヘトに疲れながらも訪れてくれたのがついこの間のことのようで。
遠くの親戚より近くの他人じゃないですが、義父母は山小屋へ行っていて下りてはこれませんでしたし、遠くに暮らす私の両親も当時まだ働いてましてとても協力は得られず、そばにいるみんなが私達家族を助けてくれたのでした。
思い出はたくさんあるけれど、
あのときは本当にもう「どうしたらいいのか」と呆然としました。
夫婦でヨチヨチ歩きの娘をあやしながら一日中走り回ってベルグを切り盛りしていたのに、戦力の片腕が抜け目の前真っ暗になったとき、スッと手を差し伸べてくれた人への感謝は何年たっても忘れないし言葉にしきれるものではありません。
「ママ~」と私の後ろ姿を追いかける娘を「私が見ててあげるわ。おいでー」と抱いてくださったお客様。娘の成長を楽しみに毎年来てくださるようになったご婦人グループさん。本当にいろんな方に助けていただきました。
そこから私達夫婦にとって「家業から企業へ」という目標が明確になりました。
家族の誰かが倒れたら終わり。そんな綱渡りな日々ではなく、共に働くスタッフさんとベルグチームを作ろう!一年中門を開いて栂池へお越しになるお客様をお迎えできる宿になろう!そんな挑戦が始まったのでした。
いつもその中心にいてくれたのがmoniちゃんでした。
ここ数日は毎日忙しかったはずなのに、彼女は全員にありがとうのメッセージ入りの手作りクッキーを焼いてプレゼントしてくれました♪
あれから10日余り。。。
まだまだ彼女がいないベルグに慣れず事務所で彼女を探してしまい、ふと目頭熱くなる日々です。。。
「何か困ったらいつでも言ってください。力になりたいです!」そう言ってくれたmoniちゃん。
素晴らしいベルグスタッフのみんなに包まれ、支えられ。本当に本当に感謝しかごさいません…
さてさてベルグハウスですが。
4階客室改装工事も着々と進み、エントランス改修も日に日に進んでおります。
まだまだ前へ前へ、進んでまいります!!
どうぞ皆様、楽しみにしてくださいね♪