翌日から早速始まった新人研修。
社長も私もなんせ初めての経験なので、試行錯誤しながらですが
格好つけても仕方ない!みんなに伝えたいことを本気で伝えるしかできない!そう思い、
毎晩ギリギリまで明日の資料を手直ししながら日々研修に挑んでいます。
サービスとは。
ホスピタリティとは。
チームとは。
ベルグウェイとは。
毎日座学にあけくれる日々ですが、みんな真剣にそして積極的に学んでくれております。
研修3日目、
私が嫁いできたその年に大学生バイトとしてきてくれたOBのしらこが
わざわざ大阪から我が新入社員のために講師として来てくれました。
かれこれもう16年の付き合いですが、私、初めてしらこのスーツ姿を見まして(笑)
実際に会社でも講師を勤めているだけありまして
一時間に渡り、社会人の先輩として立派な講義をしてくださいました。
この日のためにパワーポイントで資料を準備し
これまで大企業の戦士として培ってきたこと、自分の信念に基づきキャリアアップを重ねてきた真の経験を
惜しみなく、そしてとてもわかりやすく話してくれました。
一切打ち合わせはせず、社長にも「お前に任せる!」としか言われなかったのですが
計らずも日々研修で必死に伝えてきたことの集大成のようなお話であったことには驚きました!
できる社員ってどんな人なのか。
こんなに僕頑張ってるのにどうして認めてもらえないんだろう?・・・じゃあ、上司はいったいどんな人を認めるのか。
結果を出すってどういうことなのか。
リスクマネージメントってどんなことなのか。
なぜ「報・連・相」が大事なのか。
「結果にコミットする」「自分を正しく知る」etc…
自分の体験や失敗をまじえながらわかりやすく話してくれました。
最後に
「今こうしてお話しているこのきれいなラウンジも僕が16年前にきたときはスキー置き場で暗い土間でした。ベルグは見違えるように綺麗になりました。宗さんも優さんも僕らアルバイトとホントに1日中働いていました。それがこうして新卒の社員さんを迎えられるようになりどんどん進化しているベルグは僕らにとっても誇りです。しかしこれは決して簡単なことではなかったはずなんです。
宗さん優さんが寝る間も惜しんで努力されてきた結果今があるんだということ、皆さんにはちゃんと知っていてほしい。
そして、新社会人としてこうして初めて一歩踏み出した皆さんにとって一生のうちで新卒の会社はここだけ。霞ヶ関で働いてる人も小さな会社で働いてる人もみんな同じ、一生に一社だけなんです。
僕らの大好きなベルグをどうか宜しくお願いします。
またこちらへ来させてもらったときにみなさんがどれだけ成長しているか、楽しみにしていますね」
そう頭を下げてくれ
またまた涙が溢れてしまいました。
新人さん4人の心にもいろいろ響いたようです♪
しらこ、ホントにありがとねー
さあ!
明日はいよいよ、ルームクリーニングの実習に入ります。